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逆裁4・検事と刑事
「・・・でね、刑事クン」
何気ない、当り前の会話の応酬。事件現場の検証だから、お互い口にするのは証拠品と現場と、それらに関することだけ。ジャラジャラさせてるアクセサリーが、耳にも視界にも煩い。とか、個人的には好みじゃない。とか、そういう感情は抜きにしてみれば、確かに優秀な人なのだろう。と、いうか、優秀だ。
ちゃんと納得いかないところは自分で何度も足を運んで調べるし(そのたびに同行させられるのはちょっと大変だけど)相手がどんなであれ、公平な目で見ているようだし(絶対、美人だけには甘いかと思ってたわ)こっちが気になったところがあれば、その意見も聞いてくれるみたいだし(聞いた話だから、どの程度なのかまでは知らない)
認めるべきところは認める。あたしだって、それが出来ないほど子供じゃない。人当たりも悪くないし、人柄もそう、悪くはない(多少のところは目をつむろう)疑問に思ったことは聞いてくるし、それだって、高圧的なところはない。現場での指示だって的確だと思う。だけど・・・
「・・・いんですが」
「え?何?」
背が高いのは認める。だからこれはクセなのだろう。
「近い、って、言ってるんです」
一歩、後ろに下がる。それなのにこのジャラジャラ検事は、こちらの顔をのぞきこむようにして、離した一歩分、またこちらに近づくのだ。
「そんなに顔を近づけなくても、ちゃんと検事の話は聞こえてますし、そちらに聞こえるように話してる筈です」
「うん?ああ、そうだね。刑事クンは、はきはき喋ってくれるよね」
女の子の中では、一番聞き取り易いよ?なんて、あんたそれ、自慢してるの?
なんでだか、このにやけた男は人気があるらしくて、署内の女性達は、遠巻きにはきゃあきゃあ言ってるクセに、いざ傍に行くと、緊張して声どもるとか、声が小さくなるとか、逆にひどく猫撫で声になってるのもいるって噂だけど。とにかく、俗っぽく言えば「モテて」いるのだ。まぁ関係ないけどね。
ともかく、そう言うってことは、ちゃんと聞こえてるんじゃないか。ということだ。
「聞こえてるなら、もう少し離れてください」
「ええ!?」
何それ、どういうこと?って、アンタは女子高生かっての!
「ぼく、今日はまだ何もしてないよね?キミの気に触ること」
・・・それは、いつもは何かしらあたしの気に障ると判ってて、コトを起こしてるってことかこのやろう。
「そうじゃなくて、近いんですよ」
ああもう。と、すぐ隣にあった検事の腕を軽く押す。つまりはそれくらい、傍に寄って居るということだ。
「そう?」
「そうです。せめてこれくらいは離れてくれないと、話し辛いじゃないですか」
前から思ってたんだけど、この男は寂しがりなのか何なのか、話す時にひどく近くに寄るクセがあるみたいだ。こういうところも、あたしの知ってる検事さんとは真逆。
「刑事クンもおデコくんと同じこと言うんだね」
そりゃそうでしょう。誰だって、人と話す、付き合うための距離というのがある。
「これより近いのは不快?」
「まぁ、気持ちいいとは言いがたいですね」
ふぅん。なんて、意味深につぶやいて、それでもなんとか納得したのか、少し距離を取ってくれた。
そうか、あたしがこの人を普通異常に警戒して、苛々するのって、これかもしれない。
「これが、刑事クンの領域ってワケだ」
なるほど。なんて、一人で納得して。いつもだったらこんなことでも、ムシの居所が悪いとちょっといらっときたりするんだけど、やっぱり今は大丈夫みたいだ。
「もうちょっと、頑張らないとな〜」
さらりと言ったその言葉の意味を聞く間もなく、証拠品が。なんて、さっきの話を再開されてしまったから、まぁ、気にすることもないだろうと放っておくことにした。
個人的に、こう、他人に踏み込まれるのが・・・って、範囲があるじゃないですか。なんとなく、響也は背の高さもあって、オドロキ君とか茜ちゃんに威圧して話し掛ける時って、顔近づけてるような気がしたので(多分あれだ、前屈み風なポーズ絵のせい)
逆に御剣なんかは、人と距離取るタイプだな〜と。ナルホド君は真宵ちゃんやはみちゃんのこともあるから、かなり内に入れてくれるタイプですよね。と。
あとはあれです。響也→茜って良いよね!という(笑)久しぶりに逆裁4やり直したいな〜
何気ない、当り前の会話の応酬。事件現場の検証だから、お互い口にするのは証拠品と現場と、それらに関することだけ。ジャラジャラさせてるアクセサリーが、耳にも視界にも煩い。とか、個人的には好みじゃない。とか、そういう感情は抜きにしてみれば、確かに優秀な人なのだろう。と、いうか、優秀だ。
ちゃんと納得いかないところは自分で何度も足を運んで調べるし(そのたびに同行させられるのはちょっと大変だけど)相手がどんなであれ、公平な目で見ているようだし(絶対、美人だけには甘いかと思ってたわ)こっちが気になったところがあれば、その意見も聞いてくれるみたいだし(聞いた話だから、どの程度なのかまでは知らない)
認めるべきところは認める。あたしだって、それが出来ないほど子供じゃない。人当たりも悪くないし、人柄もそう、悪くはない(多少のところは目をつむろう)疑問に思ったことは聞いてくるし、それだって、高圧的なところはない。現場での指示だって的確だと思う。だけど・・・
「・・・いんですが」
「え?何?」
背が高いのは認める。だからこれはクセなのだろう。
「近い、って、言ってるんです」
一歩、後ろに下がる。それなのにこのジャラジャラ検事は、こちらの顔をのぞきこむようにして、離した一歩分、またこちらに近づくのだ。
「そんなに顔を近づけなくても、ちゃんと検事の話は聞こえてますし、そちらに聞こえるように話してる筈です」
「うん?ああ、そうだね。刑事クンは、はきはき喋ってくれるよね」
女の子の中では、一番聞き取り易いよ?なんて、あんたそれ、自慢してるの?
なんでだか、このにやけた男は人気があるらしくて、署内の女性達は、遠巻きにはきゃあきゃあ言ってるクセに、いざ傍に行くと、緊張して声どもるとか、声が小さくなるとか、逆にひどく猫撫で声になってるのもいるって噂だけど。とにかく、俗っぽく言えば「モテて」いるのだ。まぁ関係ないけどね。
ともかく、そう言うってことは、ちゃんと聞こえてるんじゃないか。ということだ。
「聞こえてるなら、もう少し離れてください」
「ええ!?」
何それ、どういうこと?って、アンタは女子高生かっての!
「ぼく、今日はまだ何もしてないよね?キミの気に触ること」
・・・それは、いつもは何かしらあたしの気に障ると判ってて、コトを起こしてるってことかこのやろう。
「そうじゃなくて、近いんですよ」
ああもう。と、すぐ隣にあった検事の腕を軽く押す。つまりはそれくらい、傍に寄って居るということだ。
「そう?」
「そうです。せめてこれくらいは離れてくれないと、話し辛いじゃないですか」
前から思ってたんだけど、この男は寂しがりなのか何なのか、話す時にひどく近くに寄るクセがあるみたいだ。こういうところも、あたしの知ってる検事さんとは真逆。
「刑事クンもおデコくんと同じこと言うんだね」
そりゃそうでしょう。誰だって、人と話す、付き合うための距離というのがある。
「これより近いのは不快?」
「まぁ、気持ちいいとは言いがたいですね」
ふぅん。なんて、意味深につぶやいて、それでもなんとか納得したのか、少し距離を取ってくれた。
そうか、あたしがこの人を普通異常に警戒して、苛々するのって、これかもしれない。
「これが、刑事クンの領域ってワケだ」
なるほど。なんて、一人で納得して。いつもだったらこんなことでも、ムシの居所が悪いとちょっといらっときたりするんだけど、やっぱり今は大丈夫みたいだ。
「もうちょっと、頑張らないとな〜」
さらりと言ったその言葉の意味を聞く間もなく、証拠品が。なんて、さっきの話を再開されてしまったから、まぁ、気にすることもないだろうと放っておくことにした。
個人的に、こう、他人に踏み込まれるのが・・・って、範囲があるじゃないですか。なんとなく、響也は背の高さもあって、オドロキ君とか茜ちゃんに威圧して話し掛ける時って、顔近づけてるような気がしたので(多分あれだ、前屈み風なポーズ絵のせい)
逆に御剣なんかは、人と距離取るタイプだな〜と。ナルホド君は真宵ちゃんやはみちゃんのこともあるから、かなり内に入れてくれるタイプですよね。と。
あとはあれです。響也→茜って良いよね!という(笑)久しぶりに逆裁4やり直したいな〜
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